よもやま話
東西本願寺の仏壇の見分け方
東本願寺と西本願寺のお仏壇には見分け方があります。
1.宮殿の形
東本願寺は二階建て屋根の瓦葺き、西本願寺は一階建て屋根の檜皮(ひわだ)葺きです。
2.欄干の色
東本願寺は宮殿の欄干の色が赤色、西本願寺は宮殿の欄干の色が金色です。
※中級品クラスまでは、東用仏壇でも金色の欄干のものがあります。
3.柱の色
東本願寺は柱が黒塗りで金金具打ち、西本願寺は柱が金色で金金具打ちです。
金柱の西本願寺が派手に見えますね。 でも、実際には西本願寺で使用する仏具(花立て、香炉、ローソク立て)等は黒または黒に近い褐色です。
対して、東本願寺は仏具がほとんど全部金色なんです。ちゃんと東西それぞれバランスが取れていて面白いでしょ!!
※超高級品の場合、東用の仏壇でも大柱を金色に仕上げる場合があります。この場合でも、宮殿などの子柱は黒に金色金具打ちになっています。