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 Hardware Review #75PIG-777C/MSD

 ここ数年に渡って、PIG-Jでも追い続けて来た「CLIE」。本日発表されたMemory Stick Duoサイズのコアユニットを内蔵するPalm OS 互換機をもって、取りあえずプロジェクトのマイルストーンを通過したようだ。(取材者:夜空こぉもり)


 昨年からPE(Personal Entertainment)だけでなく、PI(Professional Intelligence)にも力を入れると表明していた「CLIE」だが、遂にそのベールを脱いだ。

 本日発表・発売された製品は以下の構成になっている。

  • PIG-777本体:PIG-777C/MSD
    • コアスティック:PIG-777MSD
    • デフォルトユニット:PIG-777C
  • AVユニット:PAV-777
    • インナーイヤーフォン:MDR-NC777
    • マイクロフォン:PIG-C777G

 中でも目玉なのが、Palmユーザーの間で長い間待ち望まれていた、全てのPC及びハンドヘルド機にPalm OSの全機能を持たせる事が可能なサイバーインフォスティックDuo「コアスティック(以下“コアスティック”)」がその名の通りこの製品の中核として存在することだ。
 ぱっと見は普通のメモリースティックDuoとほぼ同じサイズだが、小さいながらも鮮明な液晶と“タイニージョグダイヤル”がついており、これだけでも十分Palm OS 互換機として機能する。

 余談だが、このコアスティック、CLIEのプロジェクトが立ち上がった当初から企画されていたものの、その製品コンセプト自体が他社を喰ってしまうのではという理由から敬遠されていたものだそうで(そりゃそうだ)今回の製品化に当たっては「水面下で各社と色々なやり取りが行われたのでは」というまことしやかな噂が流れている。

 この他に個人的に気になるのはAV関連の機能が大幅に強化された点だ。
 インナーイヤーフォンはノイズキャンセリングシステム*1が内蔵されているし、デフォルトユニットの下部に取り付ける形のマイクロフォンはデジタル時代全盛期に同社があえて出した、知る人ぞ知る真空管式コンデンサーマイクロホン*2の最新型だ。これがCLIEに取り付けられて、しかも6万円を切るのだから、放送・音楽業界で働くプロフェッショナルなPalm OSユーザーにはかなり魅力的だろう。

 発表前に実機をお借りすることがで来たので、次ページからはこのPIG-777C/MSDについて、様々な視点から、そして業務レベルと民生レベルそれぞれで使うにはというコツを紹介していこう。

*1C-800Gの事。ツーカーのCMで小道具として使われていた記憶があるが真偽のほどは不明。
*2MDR-NC10などで採用されている。周囲のノイズをうち消してくれる画期的な製品。

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(C)2001
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