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2001.01.24 Palmの世界
その6
【Stampede】
(ますだあきら@Palm/Pilot Race)
これまでのあらすじ:
モノクリ夫の誘いに、つい、待ち合わせ場所に来てしまった、Visor子。
しかし、そこに展開されたのは言葉のとおり『修羅場』であった。
彼女を巡る3人の男が鉢合わせしてしまったのだ。その場にいられなくなった
Visor子は夜の街を彷う。
そして、Prism子の奸計によって、それがされたのだと彼女自身の口から聞かされることになる。
会議が終った。
その日はとても重要な内容のものだったのだが、Visor子は「心ここにあらず」で、ずっと他のことを思っていた。たまに対角に座っている
m100夫の視線に気がついたが、目を合わせることはできない。
上司たちが先に退出し、Visor子はホワイトボードに書かれていた文字を消すと、資料を持って会議室を出ようとした。
腕をつかまれる。
「なに?」彼女をその場に留めたのは m100夫だ。
「ちょっと、話があります」
「私は無いわ」
しかし、m100夫はその手を離さない。
「なんなのよ、一体」
「あなたが、Vx夫さんとの関係が無くなったと分かった以上は・・」
「どうだっていうの?」
「ボクも黙っているワケには行きません」m100夫はそこまで云うと移動して、後ろ手に部屋の鍵を掛けた。
「・・なにが云いたいわけ?」
「確かにアナタから見れば、ボクは何もできないオトコ(Palm)
に見えるかもしれないけど」
「そんなこと・・」
「Vx夫さんに安心して任せられないと分かった今となっては、アナタを幸せにできるのはボクしかいません!」
そう、鬼気迫る表情でつめ寄る m100夫。
「じゃあ、一体なにができるっていうの?」ついそう訊いてしまう、Visor子。
m100夫はくるりと後ろを向くと、ゴソゴソとなにやら取り出して・・
「ホラ」振り返る。
「・・・フェイスプレートを変えたのね」
「はい、アナタの好みの男にしてください」
「・・それだけ?」
室内を、冷たい風が吹き抜けた。
その |